第65講座 関係詞whatの用法
目次
関係詞whatの用法
関係代名詞what「~すること(もの)」は名詞節を作る。
the thing(s) whichに相当する表現なので先行詞を必要としない。
what自体は節内で主語・目的語・補語・前置詞の目的語になる。
〇関係代名詞whatの用法
例題 ( ) seem easy at first often turns out to be difficult.國學院大
①It ②That ③What ④Which
正解 ③ 最初は簡単だと思えることが後になって難しいとわかることがしばしばある。
この例題ではwhat自体は節内では主語、what全体も文の主語になっている。

〇what 節内で目的語、節全体も目的語
例題 He spends ( ) he earns on his son.中部大
①as ②but ③that ④what
正解 ④
〇what 節内で目的語、節全体は前置詞の目的語
例題 私たちは紙の裏に、注文したいものの絵を描いた。東洋大
One the back of the paper we ( wanted , of , order , pictures , we , drew , what , to ) .
正解One the back of the paper we ( drew pictures of what we wanted to order ) .
pictures of A「Aの絵」のAの位置にwhat節をまとめる。Whatは節内ではorder「~を注文する」の目的語になっている。

〇what A (+ S) + V~「~するすべてのA」
whatには後ろに名詞Aを伴い「what A (+ S) + V~」の形で「~するすべてのA」という意味を表す場合がある。このwhatは名詞を後ろに伴うことから関係形容詞と呼ばれる。
例題 Mary lost ( ) little money she had.東京家政大
①which ②whose ③how ④what
正解 ④ メアリーは彼女が持っていたわずかなお金すべてをなくした。
what little money S have「少ないながらSが持っているすべてのお金」は入試問題頻出!
◎関係代名詞whatを用いた慣用表現
〇what S is「今のSの姿」
Whatはwhat S is「今のS(の姿)」、what S was [ used to be ]「昔のS(の姿)」で慣用的に用いられる。
例題 Jack owes ( ) he is the support of his wife.京都産大
①as ② that ③what ④which
正解 ③ 現在のジャックがあるのは、妻の援助のおかげである。
プラスの知識 what S has 「Sの財産」との対比でwhat S is が「人の人格」の意味で用いられることがある。また、what S should [ought to ]be で「Sのあるべき姿」といった使い方もある。

〇what S was「昔のSの姿」
例題
- a) He was changed a lot in ten years.法政大
b)He is not ( ) he was ten years ago.
正解 what a)彼は10年間でずいぶん変わった。 B)彼は10年前の彼ではない。
〇A is to B what C is to D「AとBの関係はCとDの関係と同じだ」
この表現は一般的にwhat C is to Dの方によく知られている関係がくる。
接続詞のasを用いたA is to B as C is to Dも同意表現。
例題 運動の身体に対する関係は、読書の頭脳に対する関係と同じである。静岡大
Exercise is to the body ( ) reading is to the brain.
正解 what ( as )
〇what is called A「いわゆるA」
例題 次に、いわゆる地球温暖化について話しましょう。東京理科大
Next, I would like to ( what , talk , called , is , about ) “global warming.”
正解 talk about what is called
この問いではtalk about A「Aについて話す」のAをwhat is called(“global warming”)とまとめる。
この表現は本来「Aと呼ばれるもの」の意味からきているので、Aの前にカンマなどを打たないこと。
同意表現のwhat we [ they / you] call A「いわゆるA←Aと呼ぶもの」も重要。

〇what is worse「されに悪いことに」
「what is + 比較級」の形で副詞表現を作るパターンがある。成句表現としておさえる。
what is more 「その上」、what is more important「さらに重要なことに」なども一緒に覚えておこう!
例題 It was getting dark, and ( ) was worse, we couldn’t find our hotel. 立命館大
①which ②that ③what ④but
正解 ③ 辺りは次第に暗くなり、さらに悪いことには、我々はホテルを見つけることができなかった。

〇what is more 「その上/さらに」
例題 You should remember it, and ( ) , you should get it right. 日本大
①nevertheless ②what’s more ③however ④but
正解 ② あなたはそれを覚えておくべきだし、さらには、それをきちんと理解すべきです。
文脈から判断する。①nevertheless「それにもかかわらず」、③however「しかしながら」、④on time「時間通りに」では文章がつながらない。


